引き続きまして皆様、こんばんは。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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ソーシャルメディアに関する注意喚起
今回の投稿ですが、去る平成25年7月4日に公示されました参議院議員選挙に関する注意喚起となります。
今回の総選挙における最大の話題と申しますと、やはりネット選挙が解禁になったという点ではないでしょうか。
しかしやはりインターネットという世界は自由度が高い世界なのか、公示日直後より今回の総選挙に便乗したなりすまし及びスパムメールが横行しているようですね。
7月4日に公示された参議院議員選挙に便乗するネットでの不正行為が早くも横行している。トレンドマイクロは5日、自民党の安倍晋三総裁になりすますTwitterアカウントの出現や不審なメールの流通を確認したとして、注意を呼び掛けた。
同社によると、安倍氏をかたるTwitterアカウントは5日現在で16件あり、うち10件は同氏の肖像写真を使用するなど、悪質なケースになっている。党の党首や代表などのなりすました50件近いTwitterアカウントが確認されているもようだ。
僕は政治の世界のことはよく分かりませんが、ネット選挙という形式は国民の方々が望み、ようやく実現したものではないのでしょうか?
せっかく解禁という形に実を結んだことを上記のような行為が横行することで、制度自体が後退するということは避けたいものですね。
なお上記のような行為を行う方々というのは、その大半が面白半分や興味本位で行う方々もいらっしゃると思います。しかし特に選挙期間中のなりすましという行為について、警視庁では厳しく取り締まる対応を鮮明化しホームページにおいても情報提供を呼び掛けています。
くれぐれも安易な気持ちで絶対に上記のような行為を行いませんように!ネットは匿名性の高い世界と勘違いしてはいけません。警察等の公的機関であれば、IPアドレスから身元を割り出すことは可能です。
さてそれでは次に実際に横行しているというなりすましの偽アカウント及びスパムメールについて、実例を交えながら記載していきたいと思います。
まず今回のネット選挙の解禁では、Twitter・Facebookといったいわゆるソーシャルメディアを利用した選挙活動が認められました。
総選挙が公示日を迎えてからすでに数日が経過していますが、例えばTwitterにおいては実際の候補者に似せた偽アカウントが確認されているようです。以下の画像を見てください。
〖候補者本人のアカウント〗
〖偽のアカウント〗
〖候補者本人のアカウント〗
〖偽のアカウント〗
このように一見しますと、本物と間違うような偽アカウントも存在しています。見分けるポイントは上記の画像も記載しましたが、本物のアカウントには名前の横に認証マークが表示されています。左記をしっかりと確認し見分けてください。
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スパムメールに関する注意喚起
さて次にネット選挙の解禁に便乗したスパムメールについてです。
先に記載させていただいたなりすましについては愉快犯と捉えることが出来ますが、こちらについては完全に悪意を持った確信犯と考えてもいかもしれません。以下をご覧ください。
注意喚起「2013参院選緊急ネットアンケートのお願い」という迷惑メール
2013参院選緊急ネットアンケートのお願い
「国民の手に憲法を取り戻す」という大義名分のもとに何としても改憲を進めたい首相。
バブル崩壊後の失われた20年。将来にツケを回す財政赤字の累積と年金財政の逼迫で将来に希望を見出せない若い世代。
隣国の核・ミサイル開発や尖閣周辺の外国船にどう対処するのか?
今こそ有権者の見識が問われている事を肝に銘じなければなりません。
本当の民意とは?をテーマにアンケート調査を実施しております。是非ともご協力ください。
注:添付URLが記載されています。
ご協力いただけた方の中から抽選で100名様に『現金10万円』『Kindle Paperwhite』『Amazonギフト券』等、素敵な商品をプレゼントいたしております。
2013参院選緊急ネットアンケート事務局
(C)アンケートnet
【配信停止】━━━━━
本メールは利用規約に同意のうえ、ご登録・ご利用されているお客様に対し配信させて頂いております。
登録した覚えのない場合は大変お手数ではございますが下記アドレスに空メールを送信してください。すみやかにリストから削除して今後メールを送られないよう致します。
kyohi @ stopmail.info
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このようなスパムメールが送られてくることがあるようです(本文や送信先のメールアドレスは変化する可能性があり)。実際に記載されている添付URLにアクセスしましたのでご覧下さい。
名前やメールアドレスの入力欄があるように、完全なフィッシングサイトです。
絶対にこのようなサイトに個人情報を入力してはいけません。くれぐれもご注意をお願いいたします。
なおトレンドマイクロの調べではメールの誘導先サイトはスパム業者が運営しているそうであり、同様に個人情報の収集が目的とみられる準備中のドメイン名が複数見つかっているとのことです。
皆様におかれましては、くれぐれも騙されませんように!ソーシャルメディアにおける偽アカウントやスパムメールにご注意ください。
それでは最後に皆様、一見すると偽アカウントと見紛うようですが、本物の国会議員さんのアカウントをご覧ください。
>松尾芭蕉より
夏草や兵どもが夢の跡…
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外のフィッシングサイトの対策方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下のフィッシングサイトの対策方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<フィッシングサイトの対策方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。