改めまして皆様、こんばんは。
本日2度目の投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
今回の投稿は、Twitterのダイレクトメッセージに関する注意喚起の投稿となります。
Twitterのダイレクトメッセージ機能は、互いにフォローしあうユーザー同士が、第3者に知られることなくダイレクトにメッセージのやり取りを行うことができる機能です。
Twitterにおける有用な機能として、お使いになっておられる方も多いのではないでしょうか。
ところが…、このTwitterのダイレクトメッセージ機能を悪用し、フォローしたユーザーに悪質なスパムメッセージを送信する者がTwitter上には存在します。
Twitterをお使いの方の中で、以下のようなダイレクトメッセージを受信したことはないでしょうか?
>『突然ですがツイッターをやめることにしました』
Twitterでは、上記のような内容のダイレクトメッセージが、フォローしたユーザー宛に送信されてくることがあります。
またYahoo!知恵袋の掲示板においても、昨年の後半ぐらいから、同様のご質問をされる方が見受けられました。
>突然ですがツイッターやめる事にしました・・・ 悲しいです。
内容的には直接にお話がしたいという文章に、yahoo等のフリーメールアドレスや携帯のメールアドレスを記載してくるということで、昨年の11月に当ブログにおいても投稿させていただいた以下の記事内容に酷似する内容となっています。
>【注意喚起!】 docomoのメールアドレスが記載されているブログ等のコメントに注意!
つまり上記記事内のように、今回のダイレクトメッセージの件における最終目的についても、携帯のメールアドレスの入力ということがいえますね。
そこで今回の件についても、実際に上記のダイレクトメッセージに返信するとどのようになるのかという点について、経緯を調べてみました。
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経緯
1、【概要】
以下、ダイレクトメッセージ送信者とのやり取りの概要です。
〖概要〗
<ダイレクトメッセージ送信者のヘッダー情報>
<ダイレクトメッセージ送信者のIPアドレス>
<ダイレクトメッセージ送信者とのやり取りの一部>
以上がダイレクトメッセージ送信者とのやり取りの概要です。
実際のやり取りについては、上記をご覧いただくとわかるように、送信されてきた内容のURLにアクセスさせようとする明らかな意図が見えていますね。
2、【URLへのアクセス結果】
では実際に記載されているURLにアクセスした結果をご覧ください。
まず通常のwebブラウザでアクセスしようとしますと、以下のアクセス制限が表示されます。
上記のように携帯専用ページということで、アクセス制限がかかります。
そこでブラウザ設定を少々変更し、携帯からのアクセスと偽装した上で、再度アクセスします。
さらに画面内をクリックしますと、最終的に以下の空メールを送信する画面になりました。
そして最終的に空メールを送信する先は、以下のサイトになるわけです。
>netbookmailcom.jp
つまり最終的には、出会い系サイトに登録されてしまうというわけですね。
このサイトのことを少々ネット検索したところ、悪質な出会い系サイトとしての情報が見受けられていました。
以上が記載されているURLへのアクセス結果です。
Twitterのダイレクトメッセージ機能を悪用し、最終的には悪質な出会い系サイトへと誘導するという手口。
手法的には決して新しい手段ではないですが、Twitterを利用される方には、くれぐれもご注意いただきたいと思います。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外のマルウェアの対策方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下のマルウェアの対策方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<マルウェアの対策方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。