皆様、こんばんは。
今回の投稿は、Windows 8.1のネットワーク接続に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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Windows 8.1 Update 1を適用後に生じたインターネットの通信速度における遅延現象
【目次】
さて改めまして今回の投稿は、Windows 8.1のネットワーク接続に関する投稿になります。
事の始まりは2014年4月9日にリリースされた Windows 8.1 Update 1を、僕自身のWindows 8.1における仮想マシンに適用してから生じました。
先月中旬、Windows 8.1における仮想マシンにWindows 8.1 Update 1を適用後、仮想マシンを起動するとインターネットの通信速度が明らかに低下するという現象が起こりました。
しかも単にインターネットの通信速度が低下するということのみならず、以下のような遅延現象が頻発しています。
<遅延現象の詳細>
- Windows 8.1の起動後、なかなかネットワークに接続できない
- Webブラウザの起動時及びサイトへアクセス時に、なかなかアクセスできない
- インターネットを利用中に、頻繁にネットワーク接続が遮断する
このような遅延現象について、インターネット上で検索してみますと、Windows 8/8.1をアップデートする際に生じている現象ということがわかりました。
そこで今回の投稿では、この遅延現象における要因や解決策を、僕自身の実例を交えながら記載してまいりたいと思います。
なお僕自身のWindows 8.1における仮想マシンにおいては、今回の遅延現象が解決してから3週間以上となり、その後一切の症状が発生していないことから、一応解決済みといえるかと思います。
それでは本題に入りましょう。
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原因究明
僕自身の仮想マシン環境において、今回の遅延現象が生じてからと原因を特定するために、まずはネットワーク接続におけるトラブルシューティングを試してみました。
ネットワーク接続におけるトラブルシューティングを開始するためには、タスクバーのネットワーク接続アイコンを右クリックし、問題のトラブルシューティングを選択します。
そしてトラブルシューティングの実行後、画面に表示された結果は『お使いのモデムにエラーが生じています。一度再起動してください』という内容です。
しかしながら僕自身のPC環境は光回線のため、モデムという機器は存在しません。(注:光回線の場合、光回線終端装置というモデムに相当する機器を使用します)
また僕自身が使用する別のWindows OSにおける仮想マシンでは、特に問題なくネットワーク接続が可能となっているため、光回線終端装置自体にエラーが生じているということは考えにくいのです。
そこで次にコントロールパネルより、デバイスの状況を確認すると、使用しているルーターを正常に認識していないことがわかりました。
この画像内の赤枠のルーターに関する項目が正常に認識されていませんでした。
原因究明2及び謝辞
さて次に今度はインターネットにて今回の遅延現象を検索してみました。
そこで発見したのが以下のサイト様の投稿です。
>Windows8で周辺機器が不安定、ネットがすごく遅くなる現象など
上記は当ブログと相互リンクしていただいているぼくんちのTV別館さんの投稿です。
以下の記述をご覧ください。
<引用>
僕のPC環境の場合、仮想マシンということで2及び3の項目が当てはまると思います。
特に3の項目は、まさに僕自身のPC環境に当てはまることであり、フレッツ光の使用や別のWinodws OSとネットワークを共有している点は記述にある通りです。
ぼくんちのTV別館さんの投稿を拝見して、僕自身の仮想マシンにおける今回の遅延症状は、仮想マシンのIPアドレスの取得(割り当て)が正常に実行されていないために、起こりうる症状ではないかと考えています。
解決策
【ルーターの初期化及びファームウェアのアップデート】
さて以上の要因を踏まえながら、ぼくんちのTV別館さんの投稿を参照しながら、今回の遅延症状に関する解決策を実行してみました。
まず僕自身の仮想マシンにおける今回の遅延症状ついて、使用するルーターが仮想マシンのWindows 8.1にて正常に認識されていないということでルーターの初期化及びファームウェアのアップデートを行ってみました。
なお僕の使用するルーターは、3年前に購入した物で購入から1度もファームウェアのアップデートを行っていません。(注:仮想マシンのネットワーク接続方式には、物理ネットワークに直接接続する方式を選択しています)
ルーターの初期化及びファームウェアのアップデート後、仮想マシンのWindows 8.1にてルーターを正常に認識可能となっています。
【IPv6の設定をリセット】
次にIPv6の設定をリセットしてみました。
IPv6とはIPアドレスの新しい規格であり、現状のIPv4という規格のIPアドレスが枯渇するという問題に対処するために設けられた規格です。
そこでまずは以下の「Windows 10」のコマンドプロンプトを管理者権限で表示する方法に関する過去記事を参照してから、お使いの「Windows 10」のコマンドプロンプト画面を表示してください。
<「Windows 10」のコマンドプロンプトを管理者権限で表示する方法>
1、URL
・「Windows 10」のコマンドプロンプトを管理者権限で表示する方法
次に検索欄にcmdと入力し、検索結果よりコマンドプロンプトを管理者権限で実行してください。
コマンドプロンプトの画面が表示されましたら、以下のコマンドを入力しEnterを押します。
>netsh interface ipv6 reset
次に画面内にメッセージが表示されましたら、PCを再起動して完了です。
以上の対策を実施することにより、僕の環境の場合は今回の遅延症状に関して解決することができました。
【その他の解決策】
インターネットを検索していますと、上記に挙げた解決策以外にも対策として挙げられている解決策が挙げられていましたので記載しておきたいと思います。
<その他の解決策>
1、IPv4 を IPv6 より優先にする
2、IPv6 を無効にする
まずはデスクトップ画面よりチャームを表示し、設定→コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センターと選択します。
画面左のアダプター設定の変更をクリックしてください。
ネットワークアダプターの項目を右クリックし、プロパティを選択します。
赤枠の項目のチェックを外し、OKをクリックしてください。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows 8.1」の使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows 8.1」の使い方に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows 8.1」の使い方に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。