皆様、こんにちは。
いよいよ日本列島各地に梅雨入りが宣言される6月、いかがお過ごしでしょうか?
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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Windows 8.1 Update 2
さて今回の投稿は、Windows 8.1のスタートメニューに関する投稿です。
2014年4月上旬に開催されたマイクロソフトの「Build 2014」の中で発表された、Windows 8.1に対するスタートメニューの実装について、マイクロソフトが断念したようです。
>「Windows 8」でのスタートメニュー復活はおあずけ?–情報筋
Microsoftは結局、「Windows 8.1 Update 2」にWindows 8用の新しいスタートメニューを実装しないようだ。
これまでWindowsについて信用に足る情報を提供してきてくれた複数の情報筋が、最近の計画変更に関するこの話を筆者に教えてくれた。
Microsoftは最近まで、「ミニ版」のスタートメニューをWindows 8.1の2回目のアップデートであるWindows 8.1 Update 2に入れ込もうとしていた。同アップデートは、(私が直近に聞いた話では)現在でも2014年8月に提供される予定だ。
MicrosoftのOS部門は、自社製のスタートメニューの提供をWindowsの次期大型リリース「Threshold」まで提供しない決断を下した。「Windows 9」と呼ばれるのかは定かでないが、Thresholdは2015年にリリースされる予定。時間内に機能が完成しないためなのか、他に理由があるのか、計画が変更された経緯は分からない。
Microsoftが開発する新しいスタートメニューは「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」のものとは異なるものになる。共通点もあるが、Windows 8のMetroスタイルの画面コンセプトに沿ったものになる。市場にはStardock、Pokki Windows 8 Start Menuなど、サードパーティーが開発したWindows 8用のスタートメニューが複数存在している。
Microsoftのユニファイドオペレーションシステムグループを統括するエグゼクティブバイスプレジデントTerry Myerson氏は4月初めにMicrosoftが開催した「Build Developer Conference」でスタートメニューのモックアップを披露し、スタートメニューを「次の版の」Windowsで利用可能にすると述べた。同氏はこれがWindows 8.1 Update 2なのか、Thresholdなのかは明示しなかったが、4月に漏れ聞こえた話では、同社の中ではUpdate 2に機能を実装する予定だったという。
確かに先のマイクロソフトによる「Build 2014」の中では、Windows 8.1に対するスタートメニューの実装を明確に公表しているわけではないようですが、Windows 8.1 Update 2のような名称でWindows 8.1に対するスタートメニューの実装を期待していたWindowsユーザーの方が大勢いらっしゃるのではないかと思います。
個人的には、昨年のWindows 8.1のリリースと同様に、マイクロソフトに裏切られたような印象を受けますね。
上記の記事を拝見しますと、Windowsのオリジナルスタートメニューの復活は、次期バージョンのWindowsで提供されるようですが、はたしてユーザーが望むスタートメニューが復活するかについても疑問に感じる点ではあります。
確かにたかだかスタートメニューの問題といえばそれまでですが、重要なことはマイクロソフトがWindowsユーザーの声を反映したOSを提供できるかという点でしょうか。
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Windows 8/8.1 に対するオリジナルのスタートメニューは不要?
とはいえWindows 8/8.1 に対して、スタートメニューを作成するサードパーティー製のフリーソフトは、すでに数多く公開されています。
このようなサードパーティー製のフリーソフトの中には、Windows標準のスタートメニューを凌駕する多機能なソフトも存在しますから、あえてオリジナルのスタートメニューを導入する必要もないのかもしれません。
Windows 8/8.1に関しては、ユーザー自身がカスタマイズすることで、従来のWindowsに関する操作感を取り戻すOSと考えれば良いのかもしれませんね。
Windows 9(コードネーム:Threshold)は期待できるか?
それでは最後にWindows 9(コードネーム:Threshold)について少々記載しておきたいと思います。
Windows 9(コードネーム:Threshold)は、2015年に登場が噂されるWindows 8/8.1の後継に当たるWindows OSです。
タブレット型PCへの最適化を謳い、2012年10月に登場したWindows 8は、昨年のWindows 8.1及び今年4月のWindows 8.1 update 1へのアップグレードを経て、既存のデスクトップユーザーにも扱いやすいように進化を遂げています。
しかしながら、それでもタブレット型PCせよ、デスクトップ型PCにせよ、Windows 8/8.1が左記の2つのデバイスにおいて中途半端な印象をWindowsユーザーに与えたことは、販売累計数が示しているのではないかと思います。
そこで次期WindowsとなるWindows 9においては、1つのWindows製品に対する複数のバリエーション(Stock Keeping Unit)という製品形態を用意するようです。
<Stock Keeping Unit>
1、Modern Consumer
タッチパネル操作を主としたModern UIを実装するタブレット型PC向けのエディション
2、Traditional Consumer
マウス及びキーボード操作を主とした従来のデスクトップUIを実装するデスクトップ型PC向けのエディション
3、Traditional Enterprise
マウス及びキーボード操作を主とした従来のデスクトップUIを実装し、さらに法人向けに最適化されるデスクトップ型PC向けのエディション
特にデスクトップ型PC向けのエディションにおいては、既存のデスクトップユーザーが求める従来のスタートメニューを実装する可能性が噂されています。
また法人向けに最適化されるデスクトップ型PC向けのエディションにおいては、既存のアプリケーションやシステムの動作性という互換性の側面についても改善が施されるということのようです。
これはつまり、未だにWindows XPを使い続ける企業が多い中、既存のPC環境との互換性を改善することで本当の意味での新環境への移行を推し進めるためのマイクロソフトの対策のいえるのでしょう。
企業が抱える既存のアプリケーションやシステム等のPC環境の問題は、とても深刻な問題であり、多くの企業ユーザーを抱えるマイクロソフトについては、早急に解決せねばならない問題といえるのではないでしょうか。
以上のように次期Windowsに関する情報を記載してまいりましたが、インターネット上に集約されている次期Windowsに関する情報では、少なくともWindows 7以前のデスクトップOSとしてのWindowsが復活する可能性は高いかもしれません。
Windows 9が本当の意味でのWindows 7の後継となるべきOSなのか…、Windows 9の登場が噂される2015年がとても楽しみではありますね。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows 8.1」の使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows 8.1」の使い方に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows 8.1」の使い方に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。