皆様、こんばんは。
6月第3週の日曜日、いかがお過ごしでしょうか?
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて今回の投稿は、Windows カスタマイズ対策に関する投稿となります。
皆様は上記のかんたんスタートBOXなるソフトウェアをご存知でしょうか?
かんたんスタートBOXはWindows vista以後に対応するフリーソフトで、お使いのWindowsにスタートメニュー機能を追加させることができるソフトウェアです。
またスタートメニュー機能のみならず、解凍及び顔文字といったユニークな機能を実装しており、すでにvectorにおいては本ソフトウェアに関するレビュー記事も投稿されています。
僕自身も少々試してみましたが、非常に簡易で扱いやすく、そのうえ多機能であることから中々好印象を受けるソフトウェアでした。
お使いのWindowsにスタートメニュー作成するソフトといえば、Classic ShellやStart Menu 8が有名と思いますが、かんたんスタートBOXは左記のソフトウェアとは異なる便利な機能を追加した総合型スタートメニュー作成ソフトと記載することができるのかもしれません。
しかしながら残念なことに、かんたんスタートBOXに関するインターネット上の反応は、あまり好意的なものではありません。
なぜならばこのソフトウェアの提供元がBaidu(百度)であるからということでしょう。
そこで今回の投稿では、単純に中国系企業が提供するソフトウェアだからという理由で拒否反応を示すのではなく、実際にかんたんスタートBOXをインストールして動作させた上での印象を述べてまいりたいと思います。
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かんたんスタートBOX 機能詳細
それではまず、かんたんスタートBOXの機能について記載してまいりましょう。
以下をご覧ください。
<機能詳細>
1、スタートメニュー及びお気に入り
2、スタートメニュースキン
3、簡易設定
4、解凍機能
(注:画像のスタートメニューに関しては少々カズタマイズを行っております)
左記の項目でも記載しましたが、かんたんスタートBOXは単純なスタートメニュー機能の追加のみならず、上記画像のようにお気に入り登録したアプリケーションのランチャー機能やBaiduが得意とする絵文字機能、さらには計30種類以上のアーカイブ形式に対応する解凍機能を兼ね備えています。
なおスタートメニュー機能の追加に関してはWindows 8/8.1のみであり、Windows vista/7についてはお気に入りアプリの一覧画面が表示されるのみなのでご注意ください。
つまりWindows 8/8.1においてはスタートボタン及びスタートメニューを作成するソフトとして、Windows vista/7においては簡易的なランチャーソフトとして使用することができるというわけですね。
このようにかんたんスタートBOXは多機能な機能を有する反面、初心者ユーザーに配慮した設定及び操作性を有していると評価することができると思います。
かんたんスタートBOXのアンインストールについて
それでは最後にかんたんスタートBOXのアンインストールについて記載してまいりましょう。
かんたんスタートBOXについてはインストールすると、Windowsのインストールフォルダに3つのフォルダ及び製品の更新のためにスケジュールタスクを複数作成するようです。
以下をご覧ください。
<フォルダ及びスケジュールタスク>
1、フォルダ
(注:上記画像の2つのフォルダ以外にもKantanというフォルダが作成されます)
2、スケジュールタスク
かんたんスタートBOXの提供元であるBaiduは、ちょうど半年前にBaidu IMEの無断送信問題にてインターネット上を騒がせましたが、かんたんスタートBOXのアンインストール時にはどのような残存があるのかを簡単に調べて見ました。
その結果コントロールパネルから、かんたんスタートBOXをアンインストールした場合でも、Windowsのインストールフォルダに作成された3つのフォルダ及びスケジュールタスクについても正常に削除されていることを確認しています。(注:Bauduというフォルダは残ります)
Iobit社のStart Menu 8がアンインストール時に残存を残す点と比較すると、しっかりとアンインストールできるかんたんスタートBOXの方が評価することができると思います。
Bauduが提供する製品の今後について
さて今回のかんたんスタートBOXに関する投稿、いかがだったでしょうか?
当ブログではBauduが提供する製品として、Baudu Antivirusの日本語化ファイルを公開していますが、残念ながら他のセキュリティ製品の日本語化ファイルを比較すると、やはり圧倒的にダウンロードする方は少ないのが現状です。
これはかんたんスタートBOXせよ、Baudu Antivirusせよ、提供元であるBauduの企業としての信頼感が全くないということに起因するのではないかと考えます。
個人的には今回のテーマであるかんたんスタートBOXについて、純粋なソフトウェアという点において好印象を受けましたが、提供元の企業イメージが悪いという点は致命的なのかもしれません。
残念ながら提供元であるBauduは、今年の春にも日本のあるサーバーに対してDOS攻撃並みの過剰アクセスを行うという問題を起こしたばかりです。(詳細はこちら)
大手検索エンジンサービスにおいて、Googleに次ぐ世界第2位というシェアを有するBaudu。
Bauduという企業イメージの回復なしに、日本におけるBaudu製品のシェア拡大は難しいといえるのかもしれません。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」のカスタマイズ方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」のカスタマイズ方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows OS」のカスタマイズ方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
・「Windows OS」のカスタマイズ方法に関連する記事のまとめ
それでは以上です。