皆様、こんばんは。
今回の投稿は、インターネット上に存在する「ダークウェブ」に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて改めまして今回の投稿は、インターネット上に存在する「ダークウェブ」に関する投稿となります。
昨今のインターネット上のニュースにおいては、IT関連のニュースにて「ダークウェブ」という言葉を目にする機会が増えています。
そして「ダークウェブ」という言葉を簡単に説明しますと、当記事をご覧になられている皆様がお使いのパソコンでインターネットを利用する場合には、「Yahoo!」及び「Google」といった検索サイトを利用すると思いますが、「ダークウェブ」はWebサイトの一種でありながら、「Yahoo!」及び「Google」といった検索サイトを利用してアクセスすることができないWebサイトであり、例えば隠匿ブラウザなどを利用しないとアクセスすることができません。
また「ダークウェブ」というWebサイトの対義語として、「Yahoo!」及び「Google」といった検索サイトを利用してアクセスることができるWebサイトのことを「サーフェイスウェブ」と呼ぶこともあります。
そして当記事については、2014年8月に当ブログ管理人が「ダークウェブ」というWebサイトにアクセスしてから、「ダークウェブ」というWebサイトで行われている危険ドラッグの注意喚起について投稿した記事となります。
もちろん六年前に投稿した当記事に関しては、現在のインターネットにおける状況と異なる点は多くありますが、当記事をご覧になられている皆様におかれましては、「ダークウェブ」というWebサイトの実態をご理解していただきたいと思います。
それではまず以下のサイトを参照してください。
<危険ドラッグにおける死者数の集計>
1、URL
2、引用
危険ドラッグの使用が原因で死亡したとみられる人が2012年以降、全国で少なくとも41人に上ることが4日、分かった。同日開かれた衆院厚生労働委員会で警察庁が明らかにした。 死亡現場から危険ドラッグが発見されたり、死亡前に錯乱状態だったりした場合など、危険ドラッグの使用が原因と疑われる事案を集計。12年は8人、13年は9人だったが、14年上半期(1?6月)は24人に急増した。 14年上半期に摘発した危険ドラッグ使用者による交通事故33件のうち、26件で検出された薬物は、薬事法の指定薬物ではなかったことも判明。13年でも1年間で摘発した38件のうち28件は未指定で、7割以上で規制対象外の薬物が使われていた。
2014年に入り、日本各地おいていわゆる脱法ドラッグによる痛ましい事故のニュースが、各マスメディアにより取り上げられています。
悲しいことに、上記の事故の中にはドラッグを使用した本人のみならず、関係のない一般市民の方々が巻き込まれ、死傷するという事例が後を絶ちません。
また脱法ドラッグを含めた薬物に関する危険性が大きく取り上げられる中で、なぜそれでもドラッグを使用する人が後を絶たないのでしょうか。
また一方、薬物に関連したニュースが相次ぐ中で、上記のような薬物に関する事例を、自らの身近な出来事として捉えることができない方も多いのではないでしょうか。
なお本来であれば当ブログは、インターネットセキュリティをメインに扱うサイトであり、今回の投稿についても直接的な脱法ドラッグを含めた薬物等に関する投稿ではありません。
また僕自身、脱法ドラッグを含めた薬物等について、詳細な知識を有する者ではありません。
しかしそれでも今回、当ブログにおいて脱法ドラッグを含めた薬物等を扱う闇サイトに関する投稿を行うのは、脱法ドラッグを含めた薬物の主な入手先としてインターネットを利用する事例が非常に多いからです。
そこで今回の投稿では、インターネット上における薬物等の違法物を取り扱う闇サイトを例に挙げながら、インターネットを利用する上でのリスクについて考えていきたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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インターネット上に存在する闇サイトの実例
今回、闇サイトに関する投稿を行う上で、実際に某海外に存在する闇サイトにアクセスを試みました。
以下をご覧ください。
このサイトは今年の4月に公開された海外の某検索サイトです。
画像のように一見するとGoogle風の作りとなっていますが、このサイトが他の検索サイトと異なる点は、検索できるサイトとして、違法薬物及び偽造通貨、偽のクレジットカードといった違法物を取り扱う闇サイトを専門に検索することが可能という点にあります。
なおこのサイト自体、通常のWebブラウザではアクセスはおろか、検索することもできません。
ある特定のWebブラウザを使用する場合のみ、アクセスが可能になるという完全な匿名サイトということになります。
かつての闇サイトといえば、サイトのURLを把握している者のみが利用できるという面がありましたが、このような非合法の検索サイトの登場で容易に闇サイトにアクセスできるようになったという点について危機感を覚えます。
それでは実際に、この検索サイトを使用して表示されたサイトをご覧ください。
<闇サイトの実例>
1、マルウェア
2、薬物
以上が検索結果に表示されたサイトの例となります。
検索結果のサイトについて実際にアクセスしてみると、全てのサイトが会員制を採用しており、詳細にサイト内を調べることができませんでした。
しかし上記画像のように、違法な物を取り扱う闇サイトが限定的なアクセス環境とはいえ、平然とインターネット上に存在しているという点はご理解いただけるでしょう。
例えば薬物の画像内に記載されているMDMA。
このドラッグは合成麻薬と呼ばれ、覚せい剤のような強い依存性はないものの、服用を続けていると耐性により服用量が増加し、最悪はその強力な中毒症状により死に至ることもあるそうです。
最近ではチャゲ&アスカのアスカさんが服用していたということでも話題となりました。
悲しいことに上記の画像は、あくまで海外の闇サイトの画像となりますが、特に脱法ドラッグ及び合法ハーブと呼ばれる薬物については、日本においても平然と取扱いを行うサイトもあるようです。
以下の実例をみてください。
<日本におけるサイト例>
1、実例1
2、実例2
以上のように、日本においてもサイトはおろか、誰もがアクセス可能な共有掲示板において、個人的なメールアドレスを記載したうえで薬物の取引を持ち掛けるという愚か者も存在します。
脱法ドラッグを含めた薬物に関して中毒症状に陥った場合、仮にその後、薬物から抜け出そうとして治療を受けた場合でも、完全に元の状態に戻るということは難しいという話を聞いたことがあります。
一時の快楽のために薬物を服用し、結果として自身を滅ぼしてしまう。
法律で規制されていないという理由で脱法及び合法と称して薬物を販売する方も愚かですが、左記のような言葉に惑わされ実際に薬物を購入する方も愚かです。
ましてやこのような薬物を服用した者が引き起こした事故に、何の関係もない方が巻き添えをくらうなとということは、絶対にあってはならないことといえるでしょう。
あとがき、皆様へ
さて今回の投稿は、いかがだったでしょうか?
実に暗い投稿となってしまったことをお詫びいたします。
しかしながら皆様に、これだけはご理解いただきたいのです。
人間には光と闇という2つの側面があると思います。
同様に人間が利用するインターネットという世界にも、人間の側面を反映した光と闇という部分が存在するはずです。
そしてインターネットにおける闇という部分は、インターネットを利用するユーザー自身の身近に存在するのです。
決して他人ごとではありません、インターネットは自己責任の世界なのですから。
だからこそインターネットに関しても、楽しい部分だけではなく、同様に危険な部分も存在するということを理解しなけなればなりません。
そして今回のテーマの1つである薬物に関しても、決して他人事ではなく、私たちの身近に起きていることです。
薬物に手を出す方の理由として、自らの弱さを理由に挙げる方がいらっしゃいます。
確かに人は誰しも弱い面を有しているでしょう。
しかしだからといってその弱い部分を口実とし、薬物に手を出すことなどあってはならないことです。
薬物は自身を滅ぼすだけでなく、時として周囲の人間を巻き添えにすることもあるということ。
今年もすでに半分が過ぎ去りましたが、これ以上ドラッグに端を発した事件が発生しないことを祈るばかりです。
なお今回の投稿で記載する記事以外の悪用厳禁ツールの対策方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の悪用厳禁ツールの対策方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<悪用厳禁ツールの対策方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。