「Android OS」で一部のスマートフォンのLTE通信が不安定になる症状への対策方法

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皆様、こんばんは。

週明けとなる月曜日は雨模様の1日でした。

今週も頑張って1週間を乗り切りましょう。

それでは今回の投稿です。

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「Nexus 5」でLTE通信が不安定になる症状

さて「先日の投稿」でレビュー記事を投稿させていただいた「OCN モバイル ONE」の利用開始から1週間が経過しました。

本来であれば「OCN モバイル ONE」の利用開始から順調に経過していますと記載したいのですが、実は「OCN モバイル ONE」のSIMカードを挿入したNexus 5で1つの問題が発生しました。

僕は所有するNexus 5に関して、自宅で使用する場合は光回線を介したWi-Fi接続を使用するために、通常のデータ通信(LTE通信)を無効にしています。

そして自宅から外出する場合に通常のデータ通信(LTE通信)を有効にするのですが、左記のデータ通信(LTE通信)が有効とならずにインターネットが利用できないという症状が発生しました。

さらに上記の症状に関する詳細を記載しますと、上記画像のようなスマートフォンの画面に表示されるLTE通信のマークが黒色及びビックリマークとなり、インターネットが利用できないという症状です。

しかしこの症状はスマートフォンを15分から20分程度放置しておくと、先のLTE通信のマークが通常に戻りインターネットが利用できるようになります。

以上が僕の所有するNexus 5で発生したLTE通信が不安定になる症状ですが、データ通信(LTE通信)を有効後にスマートフォンを15分から20分程度放置しないとインターネットが利用できないということで本当に困っていました。

そこで今回の投稿では、上記の問題に関する原因及び解決策を備忘録という形で投稿してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

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「Android OS」で一部のスマートフォンのLTE通信が不安定になる症状に関する原因

それではまず今回の症状に関する原因を記載してまいります。

今回の症状が発生してから、僕が初めに行ったことは「OCN モバイル ONE」のサポートセンターに電話を入れたことです。*1

そしてサポートセンターへの電話後に、オペレーターさんの指示の下で、SIMカードの挿入及びネットワーク設定の見直しを行いました。

しかし残念ながら、SIMカードの挿入及びネットワーク設定に関して、特に問題となるべき箇所はありませんでした。

そしてここまでの作業を行ってから個人的に気付いたのですが、今回の症状はSIMカード自体の問題ではなく、スマートフォン側でSIMカードに記録されているモバイルネットワークを正確に認識できていないのではないかという点です。

そのため上記の点を考慮すると、今回の症状で問題があるのは、SIMカードではなくAndroid OSではないかという結論に到達した次第です。

そこで上記の点をインターネットで検索しますと、以下のようなサイト様を発見しました。

Android5.0でNexsu5のLTEが不安定になる現象の対処方法


<引用>

Nexus5を使っているとアップデートの通知もいち早く届きます。新しもの好きな私と嫁はすぐにアップデートをポチクリしてしまうのですが、それが間違いでした…嫁のLTEが繋がったり繋がらなかったりと非常に不安定な状態になってしまったのです。私はちょっと遅れてから通知が来たのでアップデートしませんでしたw

しばらくしてからWebで情報を探してみると不具合の報告がワンサカ!他にもWi-Fiが不安定になったり、バッテリー消耗が激しくなったりと色々不具合があるようですね。幸いにも嫁はLTEが不安定になるだけだったので不幸中の幸いだったのですが、これではまともに外で使うことができません。

しかし、私もSEのはしくれ!適用にいじくり回していたら解決方法を発見しました!


まさに僕自身が遭遇した今回の症状と同様の症状です。

また上記サイト様の記事を参照してから思い出しましたが、先日にAndroid OSの更新通知を受信しており、そのままAndroid OSをアップグレードしていました。

そして上記サイト様に記載されている解決方法を試したところ、見事に今回の症状を解決することができた次第です。

なお上記のサイト様に記載されている解決方法は、Android OSの設定画面の中にあるAPN設定から「MVNOの種類」という項目を「SPN」という値に変更するというものですが、少々気になったので左記の「SPN」という値に関してさらに調べてみました。

その結果、この「SPN」という値は「Service Provider Name」の略称であり、つまり「MVNOの種類」という項目を「SPN」という値に変更することで、Android OSがSIMカードに記録されているサービスプロバイダー名(注:モバイルネットワーク回線の提供者)を正確に認識できるようになると考えられます。

以上が今回の症状に関する原因の記載です。

「Android OS」で一部のスマートフォンのLTE通信が不安定になる症状への解決方法

それでは先に記載したサイト様の記事を参考にしながら、今回の症状に関する解決方法を記載してまいります。

なお解決方法を記載するにあたり、投稿する画像は僕の所有するNexus 5及びAndroid OSのバージョンが「5.2」であることをご了承ください。

それではまずスマートフォンの待ち受け画面を表示します。

赤枠の画面をタップしてください。

設定をタップします。

もっと見るをタップしてください。

モバイルネットワークをタップします。

さらにアクセスポイント名をタップしてください。

次にアクセスポイント名の一覧画面が表示されます。

ここで皆様がご利用されている通信事業者のアクセスポイント名をタップしてください。

僕の場合は「OCN モバイル ONE」を利用していますから、上記画像の赤枠の項目をタップします。

次にアクセスポイントの編集画面が表示されます。

ここで画面を下にスクロールして「MVNOの種類」という項目を探してください。

そして「MVNOの種類」という項目を発見しましたら、項目をタップして「SPN」という値を選択します。

次に赤線の「MVNOの値」という項目に、NTT Docomo等のサービスプロバイダー名が表示されたことを確認してください。

そしてアクセスポイントの編集画面の右上にある赤枠の項目をタップして保存を選択します。

以上で「MVNOの種類」という項目に「SPN」という値を設定することができました。

それでは次に再度以下のモバイルネットワークの設定画面を表示します。

通信事業者をタップしてください。

次に画面内にはネットワークを検索するために検索中という画面が表示されます。

そのため上記画像の画面が表示されるまでお待ちください。

次に上記画像の画面が表示されましたら、赤枠の自動選択をタップします。

そしてここまでの作業が終了しましたら、一度スマートフォンを再起動してください。

次にスマートフォンを再起動後しましたら、スマートフォンが正常にインターネットに接続できるかを確認します。

以上で全ての作業が完了しました。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「MVNO」の情報に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下のMVNO」の情報に関連する記事のまとめを参照してください。


<MVNO」の情報に関連する記事のまとめ>

1、URL

MVNO」の情報に関連する記事のまとめ


それでは以上です。

*1:OCNテクニカルサポート:0120-047-860