皆様、こんばんは。
今回の投稿は、2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて改めまして今回の投稿は、2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿になります。
2022年7月12日(1)日本時間:2022年7月13日に、2022年7月度「Windows Update」の更新プログラムが公開されました。
そこで今回の投稿では、2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報という投稿テーマについて、記事を記載してまいりたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報
それでは初めに2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報について記載いたします。
まずは以下のマイクロソフト公式ブログに投稿されている「Windows Update」の更新プログラム情報の過去記事を参照してください。
<マイクロソフト公式ブログ>
1、URL
・2022 年 7 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
2、セキュリティ更新プログラム及びセキュリティアドバイザリに関する主な注意点
・CVE-2022-22047 Windows CSRSSの特権昇格の脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることを確認しています。なお、この脆弱性の詳細は、セキュリティ更新プログラムの公開時点では一般に公開されていません。Windows をご利用のお客様は、早急に、更新プログラムの適用を行ってください。詳細は、CVE-2022-22047 を参照してください。
・CVE-2022-23816 および CVE-2022-23825 は、AMD 社の特定のCPU に存在する脆弱性です。AMD 社の脆弱性ですが、この脆弱性を緩和するためにはWindows の更新プログラムをインストールする必要があります。Windowsでこの緩和策が利用可能であることをお知らせするため、マイクロソフトのセキュリティ更新プログラム ガイドにこれらのCVE を掲載しています。影響を受けるAMD 社のCPUの一覧および脆弱性に関する詳細な情報は、AMD社のセキュリティ アドバイザリをAMD – SB – 1037をご確認ください。影響を受ける AMD 社のCPU を利用している場合は、Windows の更新プログラムを適用してください。
・今月は、Azure Site Recovery でのVMWareからAzureへのリカバリシナリオにおける多数の脆弱性を、修正しています。Azure Site Recovery でのVMWareからAzureへのリカバリシナリオをご利用のお客様は、ブログ 「Azure Site Recovery の脆弱性を軽減 」 および What’s new in Azure Site Recovery を参照し、最新のバージョンへアップデートしてください。
・CVE-2022-30187 は、Azure Storage ライブラリの脆弱性です。Azure Storage ライブラリをご利用のお客様は、http://aka.ms/azstorageclientencryptionblog を参照し、利用環境に応じた必要な対応を実施してください。
・セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2022 年 7 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。
3、2022 年 7 月のセキュリティ更新プログラム一覧
製品ファミリー | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ | 最大影響度 | 最大深刻度 |
---|---|---|---|
Windows 11 | 5015814 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows 10 v21H2, v21H1 および v20H2 | 5015807 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows 8.1 | Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 Monthly Rollup 5015874 Security Only 5015877 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Microsoft Office | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates 参考にしてください。 | セキュリティ機能のバイパス | 重要 |
Microsoft Defender for Endpoint for Linux | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/security/defender-endpoint/microsoft-defender-endpoint-linux を参考にしてください。 | 改ざん | 重要 |
4、既存の脆弱性情報の更新
・CVE-2022-26934 Windows Graphics コンポーネントの情報漏えいの脆弱性 : 「セキュリティ更新プログラム」一覧に、CVE-2022-26934 の影響を受ける Microsoft Office の次のバージョンを追加しました。これらのバージョンの Office のいずれかを実行している場合は、この脆弱性から完全に保護するために、この更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。システムが自動更新を受信するように構成されているお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。
・Microsoft 365 Apps for 32-bit Systems
・Microsoft 365 Apps for 64-bit Systems
・Microsoft Office 2019 for Mac
・Microsoft Office LTSC for Mac 2021
・CVE-2022-26896 Azure Site Recovery の情報漏えいの脆弱性 : この脆弱性を包括的に解決するには、バージョン 6.49 の Azure Site Recover VMWare を Azure にインストールする必要があります。
・CVE-2022-24513 Visual Studio の特権の昇格の脆弱性 : マイクロソフトは、Visual Studio 2019 Version 16.9 および Microsoft Visual Studio 2022 Version 17.0 における CVE-2022-24513 をさらに解決するために、2022 年 7 月のセキュリティ更新プログラムをリリースしました。この脆弱性から完全に保護するために、これらの更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。
・CVE-2021-43245 Windows Digital TV チューナーの特権の昇格の脆弱性 : マイクロソフトは、CVE-2021-43245 に包括的に対処するために、影響を受けるすべてのバージョンの Microsoft Windows 用に 2022 年 7 月のセキュリティ更新プログラムをリリースしました。この脆弱性から完全に保護するために、この更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。システムが自動更新を受信するように構成されているお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。
・ADV990001 最新のサービス スタック更新プログラム : 新しいバージョンのサービス スタック更新プログラムが入手可能であることをお知らせするために、アドバイザリが更新されました。詳細については、FAQ を参照してください。
6、補足情報
・最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
・Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択してご確認ください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。
・各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。
・最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)、API へのアクセス、HTML ファイルの出力、Excel へのエクスポート、CVE リストの取得、KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。
・セキュリティ更新プログラム ガイド に更新があった場合の通知を受け取る仕組みの実装が予定されています。詳しくは、 ブログ “Coming Soon: A Brand-New Notification System!” をご参照ください。
以上が2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報になります。
そして当月の「Windows Update」の更新プログラムについては、更新プログラムの最大深刻度として、「緊急」という深刻度が3件及び「重要」という深刻度が2件という更新プログラム数になっています。
そのため当記事を参照される皆様におかれましては、お使いの「Windows OS」のバージョンに合致する2022年7月度「Windows Update」の更新プログラムを必ず適用していただけるようにお願いします。
2022年7月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する記載は以上です。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
・「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ
それでは以上です。