皆様、こんばんは。
今回の投稿は、2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて改めまして今回の投稿は、2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿になります。
2022年12月14日(1)日本時間:2022年12月15日に、2022年12月度「Windows Update」の更新プログラムが公開されました。
そこで今回の投稿では、2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報という投稿テーマについて、記事を記載してまいりたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報
それでは初めに2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報について記載いたします。
まずは以下のマイクロソフト公式ブログに投稿されている「Windows Update」の更新プログラム情報の過去記事を参照してください。
<マイクロソフト公式ブログ>
1、URL
・2022 年 12 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
2、セキュリティ更新プログラム及びセキュリティアドバイザリに関する主な注意点
・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-44698 Windows SmartScreen のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性 は、既に脆弱性の悪用が行われていることを確認しています。なお、セキュリティ更新プログラムの公開時点では、この脆弱性の詳細の一般への公開は確認されていません。お客様においては、更新プログラムの適用を早急に行ってください。詳細は、CVE-2022-44698 を参照してください。
・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-44710 DirectX グラフィック カーネルの特権の昇格の脆弱性は、セキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことを確認しています。なお、セキュリティ更新プログラムの公開時点では、この脆弱性の悪用は確認されていません。
・2022 年 11 月の月例セキュリティ更新日に公開した CVE-2022-37967 に対処するための Active Directory 環境のKerberos プロトコルにおける変更の第 2 フェーズが、予定通り実施されます。2022 年 12 月の月例更新プログラムを適用することで、すべての デバイスが既定で監査モードになります。CVE-2022-37967 の脆弱性からシステムを完全に保護するためには、すべての Windows ドメイン コントローラーでできるだけ早く監査モードの後に強制モード) に移行する必要があります。Active Directory 環境の管理者は、できるだけ早期に、強制モードに移行してください。詳細については、CVE-2022-37967 および KB5020805: CVE-2022-37967 に関連する Kerberos プロトコルの変更を管理する方法 を参照ください。
・セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2022 年 12 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。
3、2022 年 12 月のセキュリティ更新プログラム一覧
製品ファミリー | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ | 最大影響度 | 最大深刻度 |
---|---|---|---|
Windows 11 および v22H2 | Windows 11 5021234 v22H2 5021255 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows 10 v21H2, v21H1 および v20H2 | 5021233 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows 8.1 | Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 Monthly Rollup 5021294 Security Only 5021296 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
Microsoft Office | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates 参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Microsoft .NET | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。 | 情報漏洩 | 重要 |
Microsoft Visual Studio | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/visualstudio を参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
PowerShell | https://learn.microsoft.com/powershell を参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 緊急 |
4、既存の脆弱性情報の更新
CVE | 変更内容 |
---|---|
CVE-2022-37958 SPNEGO Extended Negotiation (NEGOEX) Security Mechanism Remote Code Execution Vulnerability | 影響の重大度を示す CVSS 評価を情報漏えいからリモート コード実行に更新しました。 謝辞を追加しました。 これは情報のみの変更です。 |
CVE-2022-37967 Windows Kerberos の特権の昇格の脆弱性 | マイクロソフトは、この脆弱性を解決するために、第 2 フェーズの Windows セキュリティ更新プログラムのリリースを発表しています。これらの更新プログラムでは、Windows ドメイン コントローラーを監査モードに移行することにより、Windows デバイスを監査するように Kerberos プロトコルを変更します。この更新により、すべてのデバイスは既定で監査モードになります。マイクロソフトは、この脆弱性から完全に保護するために、12 月の更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。更新プログラムを自動的に受信するように Windows デバイスが構成されている場合は、特別な措置を講じる必要はありません。 詳細については、「KB5020805: How to manage Kerberos protocol changes related to CVE-2022-37967」(英語情報) を参照してください。 |
CVE-2022-34704 Windows Defender Credential Guard の情報漏えいの脆弱性 | 影響を受ける製品の CVSS スコアを 1 つ以上更新しました。これは情報のみの変更です。 |
CVE-2022-38032 Windows Portable Device Enumerator Service のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性 | 影響を受ける製品の CVSS スコアを 1 つ以上更新しました。これは情報のみの変更です。 |
CVE-2022-38042 Active Directory Domain Services Elevation of Privilege Vulnerability | FAQ を追加しました。これは情報のみの変更です |
CVE-2022-41043 Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 | FAQ を追加しました。これは情報のみの変更です |
CVE-2022-41078 Microsoft Exchange Server のなりすましの脆弱性 | FAQ を追加しました。これは情報のみの変更です |
CVE-2022-41079 Microsoft Exchange Server のなりすましの脆弱性 | FAQ を追加しました。これは情報のみの変更です |
5、新規セキュリティ アドバイザリの公開
・ADV220005 Microsoft 署名済みドライバーが悪用された場合のガイダンス
マイクロソフトが最近受けた報告によると、脆弱性の悪用後アクティビティで、マイクロソフトの Windows ハードウェア開発者プログラムの認定を受けたドライバーが悪用されていました。マイクロソフトは調査を完了し、このアクティビティは複数の開発者プログラム アカウントの悪用に限定されており、セキュリティ侵害は確認されていないと判断しました。この脅威からお客様を保護するため、パートナー販売者のアカウントを停止し、署名のブロックを実装しました。マイクロソフトは、脆弱性の悪用後アクティビティで悪用された正規の署名済みドライバーからお客様を保護するために、影響を受ける 15 ファイルの証明書を取り消す更新プログラムをリリースし、署名のブロック を実装し (Microsoft Defender 1.377.987.0 以降)、あるパートナー販売者を停止しました。マイクロソフトは、すべてのお客様が最新の Windows 更新プログラムをインストールし、最新の署名を使用してウイルス対策製品とエンドポイント検出製品を最新の状態に保ち、こうした攻撃を防ぐことができるようにすることをお勧めしています。 詳細は、ADV220005を参照してください。
以上が2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報になります。
そして当月の「Windows Update」の更新プログラムについては、更新プログラムの最大深刻度として、「緊急」という深刻度が4件及び「重要」という深刻度が3件という更新プログラム数になっています。
そのため当記事を参照される皆様におかれましては、お使いの「Windows OS」のバージョンに合致する2022年12月度「Windows Update」の更新プログラムを必ず適用していただけるようにお願いします。
2022年12月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する記載は以上です。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
・「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ
それでは以上です。